ロランス用オリジナル海底地図作成

むるぶし船長

2013年12月24日 18:08

群星はLOWRANCE社のHDS-12gen2という魚探を導入しております。



この機種は高性能のCPUを搭載しGPS魚探と言うよりもマリンコンピューターと言う

呼びかたが正しいほど高機能な製品です。


性能的にはとても満足してますが高性能=デリケートな部分も多々あり

過酷な海での使用にはそれなりの覚悟が必要です(笑)

現に私も接触不良や原因不明のトラブルにみまわれました。

ただ細かなトラブルを差し引いてもじゅうぶんに満足できる製品だと思っています。



マイボートやカヤックなどをお持ちで今後ロランスの導入考えている方がいらっしゃれば

何かの役に立てればと思い何回かにわけてLOWRANCEの機能について掲載してみたいと思います。

とても多機能な製品なので一度には紹介できないので

今回は海底地図データの作成機能について掲載してみたいと思います。


オリジナル海底地図データの作成をするにはまずLOWRANCEの録画機能を使い

目をつけたポイント上を走行しSDカードにデータを保存します。

*その際に注意することはできるだけ蛇行しながらまんべんなく周辺のデータを拾う事
 
*あまり大きなエリアを録画し続けない事
(1つのデータが大きすぎるとPCに移した際にデータが重過ぎて動作に支障がでます)


下が走行航跡データをPCで表示した状態です。




LOWRANCEでは提携しているリーフマスターというソフトを使用しています。

データを取り込みエリア指定をするとグラフィック化され以下のように表示されます。



PC上では3D化された状態で見れますが魚探にもどすと以下のように等深線の状態に簡略化されます。



市販の海図データ等では表示されない細かな曽根などが以下のような状態で作成できます。



近年では有名な曽根周りなど魚影も薄くなり、このような名前もついていない

小さな曽根を知ることが釣果に繋がります。

ちなみに上のポイントは宜野湾沖のカンパチポイントです。

ここはバツマークあたりにウメイロの群れが居つき高確率でカンパチがあがるポイントです。

バツマークは地図作成前に打ったので重ねてみると見事に駆け上がり際にマークがきました。

新しいポイントをみつけたり実績のあったポイントを分析するのにとても役立ちます。








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